「SKDs学びのまちプロジェクト」の一環として、芝浦小学校、芝浜小学校にて「まちづくり」に関する授業を行いました(芝浦一丁目地区まちづくり協議会・一般社団法人芝浦エリアマネジメント)
2023/11/17
▪「まちをみるめ」出張授業
2023年6月15日(木)港区立芝浦小学校、7月4日(火)港区立芝浜小学校にて、各校の4年生を対象に、「SKDs学びのまちプロジェクト(※1)」の一環として、総合学習の時間に「まちをみるめ(※2)」の出張授業を行いました。芝浦小学校は2018年度から引き続き、昨年度に開校した芝浜小学校では今年度が初めての実施です。
※1「SKDs学びのまちプロジェクト」とは
港区芝浦港南地区総合支所による、若年層を中心として地域で活躍できる機会を創出し、地域の活性化を図るとともに、将来的に地域活動の担い手として活躍することをめざす事業。
※2「まちをみるめ」とは
芝浦一丁目地区まちづくり協議会会員である野村不動産㈱が開発した、自分以外の他者の「みるめ(視点)」になって街を観察し、街への興味や関心を育む教育プログラム。

参加したまちづくり協議会メンバーは、紙芝居を使用して「まちをみるめ」の説明や、子どもたちと一緒に校内を回り気付きを促すような声掛けを行ったり、発表に向けて一緒に考えたりしました。
最後の発表では、子どもたちが「みるめ(視点)」“人”になりきって、その人はどんな気持ちになったり、どのように行動したりするのか、よく考えているのが伝わってきました。大変だと感じたことをどのようにしたら解決できるかまで考えて、発表してくれた班もありました。
普段過ごしている学校でも、「みるめ(視点)」を変えることで、新たな発見があることに気づいてもらえたと感じています。

▪夏休みの宿題
夏休みの宿題として、自分たちが住む芝浜・芝浦のまちを観察し、「まちのステキなところ」「まちのもっとよくなってほしいところ」をお子さん、保護者の方、それぞれに回答していただきました。また、お子さんには授業で体験した「みるめ(視点)」でまちを見て、気づいたこともあげてもらいました。回答結果を分析すると、子どもも大人も、「ステキなところ」「良くなって欲しいところ」として、『運河』に関する意見が多いのが特徴的でした。
小学校での連携授業を通じて得られたご意見は、今後の芝浦エリアのまちづくりに活かしていければと思います!