3月15日（金）東京工業大学附属科学技術高等学校（以下、東工大附属高校）にて『SKDs高校生フォーラム 2024』が開催されました。

港区芝浦港南地区総合支所による地域事業「SKDs学びのまちプロジェクト(※１)」の一環で、2021年度より、東工大附属高校の生徒たちが芝浦港南地区でサステナブルな活動を行っている企業・団体の取材を行いました。「SDGsアクションブック みなとく芝浦港南地区2021－2023（以下、SDGsアクションブック）」には、３年間の計18団体の取材内容がとりまとめられています。
当協議会及び(一社)芝浦エリアマネジメントは、「SDGsアクションブック」の作成を支援してまいりました。

※１「SKDs学びのまちプロジェクト」とは
港区芝浦港南地区総合支所による、若年層を中心として地域で活躍できる機会を創出し、地域の活性化を図るとともに、将来的に地域活動の担い手として活躍することをめざす事業。

今回のフォーラムでは、2023年度の取材成果、及び「SDGsアクションブック」の完成報告が行われました。
《2023年度 取材先（敬称略）・取材内容》
・RDD浜松町ビルディング同実行委員会
　希少・難治性疾患の認知向上に関する取組について
・NPO法人みなと障がい者福祉事業団
　港区モデルとしての「超短時間雇用」（障がい者の方が働きやすいよう、
　週１時間からでも働けるような働き方）について
・NPO法人Waffle
　IT業界で女性が活躍しやすい社会を目指した活動について
・公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団、東京海洋大学
　お台場で開催された「東京ベイ・クリーンアップ大作戦」（ごみ拾い、東京湾の魚の生態の変化、
　東京海洋大学学生による水質調査）について
・野村不動産株式会社
　日の出ふ頭の複合施設Hi-NODEの開発について

生徒の皆さんからの発表の後は、各取材先の方からのコメント、先生との質疑応答がありました。
取材先の方からは、「取材当日は良く調べている印象を受けた」「今回の取材をきっかけに取組みが広まっていくと良い」、等のコメントが寄せられました。
先生との質疑応答では、取材時に感じたこと、普段の授業や生活と結び付けてどういったことを考えたか等、生徒の皆さんが回答していきました。

なお、「SDGsアクションブック」は、2024年4月より配布予定です。

東工大附属高校の生徒たちによる取材を通じて得られた着眼点や提案は今後の芝浦エリアのまちづくりに活かしていきたいと思います。